全女性が自分を美しいと思っている。それは、人が決めずに自分が決めるからだ。
女性は常に「私が一番キレイ」と思っている生き物ではなかろうか。例えば、美についての考え方である。どうも、男が美人を判断する基準と、大きく異なることが多いのだ。男から見て、あまりバランスがとれてない顔であっても、自分を美人と思っている紛れもない証拠がこの前見つかった。 先日、愛妻の友人で、自分達を美人姉妹と言っていらっしゃる、美人姉妹を紹介された。どこから見てもヴィーナスの法則から少しだけ外れていらっしゃるとしかいいようのない妹君が、今まで、幾多の困難を乗り越えてきたのであろうか、と思えてならない容姿の姉君を紹介し、「私達、美人姉妹でしょ」と言い放たれた。ジョークに違いないと思ったが、「こんな美人姉妹がこの世に存在するとは、もはや神のいたずらですよネ」とわけのわからない言葉が口をついてしまった。お二人とも否定しなかったのは、おそらく美人姉妹だからであろう。気絶しそうになったが、自室に辿り着いて思わずアーメンと、神に祈りを捧げてしまった程だ。
その美人姉妹が帰って、私は愛妻に聞いてみた。「彼女達は、本当に美人姉妹なのだろうか?」普段なら友人の批判をしようものなら、烈火のごとく怒る愛妻が、「フフッ、そうね…」と同調したから驚いた。つまり、愛妻さえも自分のことを密かに美人姉妹より美人と思っている証拠に違いない。いや、美人である。ふーっ危なかった。 この方程式から亭主諸君に充分注意しておきたいことがある。女性は、自分が美人か、そうでないかは、他人が決めるのではなく、自分で決める、ということを知らねばならない。つまり、全ての女性が美人女優といっても過言ではないだろう。このポイントを抑えていれば、独身男性が女性と付き合う時も、愛妻との関係も必ずうまくいく。全亭協の五段以上が生きながらえているのは、愛妻を女優のように扱うからであり、付き人のように気を遣うことを心得ているからなのだ。あとは愛妻の寝起きの顔を見ないように注意するだけである(笑)。
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